全体的に言えることは陽気でおおらか

インドネシアは日本の国土面積の約5倍もあり、大小様々な島から構成される島国なので民族や言葉も多種多様です。
当然のことながら、気質も地域によって差はありますが国民性として全体的に言えることは陽気でおおらかということです。

歌や踊りが大好きで、そしてその才能も優れています。工芸品などを見てもわかりますが手先が器用で文化的な能力に長けている人々です。

20代30代の若者世代が多いこともあり、人口は増加の一途を辿っています。豊富な労働力と豊富な天然資源に魅力を感じてインドネシアに進出する企業も増加の一途を辿っていますが大きな問題にも直面しています。それは、インドネシアの国民性です。

おおらかということは良い面でもありますが、時間にルーズということも意味しています。出勤時間通りにやってこないと言うことは日常茶飯事と言ってもいいくらいです。そして、工場などの製造業に従事している人は低所得者層が多いので商品を盗むと言うことも問題になっています。

長らくインドネシアで操業をしている企業はこれらの問題に対抗するためシステムを構築していますが、進出したばかりに何もわからない企業は苦戦をしています。

頑張ってインドネシア語で話したとしても都合の悪いことは理解ができないと平然と言います。問題を起こした従業員を懲戒解雇しようものなら、これも大変なことになります。

インドネシアの労働者を完全に保護する内容の法律になっているので、外資系企業が被害を訴えたところで勝ち目はありません。勝つためには役人に多額の賄賂を渡す必要すら出てきます。

賄賂も文化として根付いているので、相当厄介な問題となります。会社を設立する際には、役所をたらい回しにされるかお金を払って迅速に事を進めるかのどちらかになります。

前大統領のユドヨノ大統領が汚職撲滅委員会を設立し、悪事が働けないようなシステムを構築しましたが、検挙されるのは氷山の一角とも言われています。

多くの国民は低賃金で働いていますが、上層部は私服を肥やすことで頭がいっぱいになっています。インドネシアが建国して以来、軍人出身者が大統領を務めてきましたが新大統領のジョコ氏は民間出身ということもあり、国民から絶大な支持を得て当選しました。

貧困をなくし、誰もが幸せになれる社会を作ろうという理念が支持されたのでその期待を裏切ることなく強い国作りを国民は期待しています。

それと同時にワールドスタンダードを国民全体に教育し、質の良い労働者に育てることも世界から求められています。